ストレスが妊活に与える影響
ストレスが妊活に与える影響
当院では妊活で来られた方に オプションでミトコンドリア(卵子)活性セットをお買い上げ頂くのですが
院ではミト活セットと呼んでいます。(もちろん希望者です。押し売りは一切しないのでご安心を)
その中に、ストレスを軽減させる療法があるのですがこれが本当に一番効果がわかりやすく、即ご自身の変化を感じて頂けるものになります。
使われている方の殆どが 早く使いたかった!!と言われるのですが
これ無しではもう仕事に行けないとか、イライラが減る、憂鬱な気持ちがかなりマシ、気持ちがフラットになる
との体感が得られるので そのほかの物も信頼してお使い頂けるのではと思います。
私は非常にストレスというものを重要視しているのですが、
でもなんで最初にストレス?と思われる方も多くいらっしゃいます。
ストレスが妊活には良くない!とどなたでも知っていることですが、
でも 何となくはわかっていても具体的にどう悪いのか?は知らない方も多いです。
知ると、なるほど!!
これも、これも、ストレスが原因だったんだ!とわかると以外と気持ちも楽になり
ストレスそのものも少し軽減されるのです。
なので今回は
諸悪の根源のストレスが、どう悪さをするのか! を見ていきましょう!!
1,ホルモンバランスの乱れ
ストレスホルモンの増加: ストレスが高まると、体内でコルチゾールやアドレナリンなどのストレスホルモンが増加します。
ストレスホルモンはある意味身体の中での優先度は高く重要視されるので、性腺刺激ホルモンは少し控えめになります。
そうすることで性ホルモン(エストロゲンやプロゲステロン)のバランスが乱れ、排卵や生理周期、又卵子の成長に影響を与えることがあります。
プロラクチンの増加: ストレスはプロラクチンのレベルを上昇させることがあり、高プロラクチン血症は排卵障害を引き起こすことがあり
2,精子の質の低下
精子の運動性と数の減少: ストレスは男性の精子の質にも影響を与えます。精子の運動性が低下し、精子の数が減少することがあります。
精子の形態異常: 高いストレスレベルは精子の形態異常を引き起こす原因となります。
3,性生活への影響
性欲の低下: ストレスは性欲を低下させ、性交頻度の減少を引き起こすことがあります。
勃起不全: 男性では、ストレスが勃起不全を引き起こすことがあり、膣内射精ができないなどタイミングが取れなくなります。(妊活ペアに非常に多いです)
4,子宮環境への影響
子宮内膜の質の低下: ストレスが持続すると、子宮内膜の質が低下し、受精卵の着床が妨げられることがあります。
子宮収縮の増加: ストレスは子宮の収縮を増加させ、受精卵の着床や妊娠の維持に悪影響を与えることがあります。
5,全身の健康状態の悪化
免疫機能の低下: ストレスは免疫機能を低下させ、感染症や炎症のリスクを増加させます。これにより、妊娠の成功率が低下することがあります。
代謝異常: ストレスは代謝異常を引き起こし、肥満や糖尿病のリスクを増加させます。これらの状態は妊娠成功率に悪影響を与えることがあります。
このように 妊活における影響は多岐にわたります。
当院では精液所見があまり褒められるものではない男性にも ストレス対策を3ヶ月前からしていただいてます。
この記事へのコメントはありません。