高齢の卵子に多いのが染色体異常!!その発生率は?

妊活

採卵後、正常受精し凍結が無事できたグレードが良い胚盤胞でも、

移植するも、着床しなかったり、化学流産、稽留流産で

落ち込んだりされたことは無いですか?

最も原因として多いのが、卵子の染色体異常によるもので

卵子の老化が関係し、高齢になるほど発生率が上昇します。

 

受精の際に男性側の精子の染色体と合わさって46本の染色体になるのですが、

そのためには卵子の中の46本の染色体をあらかじめ1/2に分けなければならないのですが

(減数分解といいます。)

加齢に伴って、減数分列のエラー(染色体が1/2にちゃんと別れない))が増加して

一本少ない染色体や(モノソミー)一本多い染色体(トリソミー)の染色体になってしまうわけです。

 

では、発生率を年齢別で見てみると

20代 → 約20%~25%

30代前半→約30%

35歳 → 40%

40歳 → 60%

45歳以上 → 約80%~90%

と40歳を超えると、発生率は急増します。

 

染色体異常を起こしてしまった卵子はもうどうすることも出来ませんが

少しでも、リスクを減少させる方法はあるのでしょうか?

1,ミトコンドリアの機能を改善する

2,酸化ストレスを軽減する

3,微小管の安定化(染色体の正常な分配をサポートする細胞骨格の一種)

4,卵子の質を改善する生活習慣など

 

少しでもリスクを回避するために、上記を意識した妊活をすることで

早いゴールに達することは可能です!!

当院では、上記の1~4までを意識したご提案をさせていただいています。

 

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