身体を整えるってどういう事? 血流編
前回は ストレスについてお話しましたが、今回は血流編となります。
1,筋肉や血管が収縮すると血の流れも悪くなります!
ストレスが多いと、血流も悪くなります。
自律神経が乱れ、交感神経優位になるからです。
以前、鍼の訪問に伺っていたとき、1週間前に比べて背中が非常に張ってカチカチになった奥様がおられ、
理由を伺うと、ある悩みダネを抱えるようになり 毎日それを考えて夜も眠れなかったのが理由でした。
顕著に身体に現れます。
筋肉や血管が収縮し、たちまち戦闘モードの身体に入るため(守りにも)
胃腸(副交感神家支配)の働きも悪くなり胃や腸を壊してしまいます。(腸脳相関)
2,糖質や脂質のとりすぎで の ドロドロ
生理痛が酷い、生理に塊が交じる、すぐ内出血になってしまう、顔色がくすむ
全部、血液がドロドロ状態です 東洋医学でいう『瘀血』です。
血糖値が高くなると、血管の内側の壁(内膜)を傷つける活性酸素が発生し、この酸化は「体のサビ」と呼ばれ、
酸化ストレスを引き起こします。
又、糖質を多く摂取すると、血液中の糖濃度が高くなりメイラード反応(老化促進物質をAGEs)をおこし
肌に影響するとコラーゲンが破壊され、皮膚に沈着するとシミや黄ぐすみとなり、血管や内蔵の劣化を引き起こします。
3,血が足りない! 血虚!
フェリチンって聞かれたことありますか?
体内に鉄を貯蔵するタンパク質のことで、細胞全てにあるのですが、必要な時に血液中に出すために貯蔵されています。
いざというときのレスキュー血液を貯蔵血といい、血管中に鉄が足りないと
内蔵の細胞から出されるため、血液検査の鉄分は足りていても貯蔵血が足りない人が実は多いのです。
フェリチンの値が低いと、動悸や息切れ、頭痛などが起こり、すぐに疲れを感じやすくなります。
隠れ貧血と言われる症状です。
だいたい、女性は月に一度生理で出血をするのに、日本の女性は鉄を補っていません。
西欧やその他外国では、あらかじめ主食である小麦やトウモロコシ粉に鉄が添加されています。
なーーんも考えてないのは 日本ぐらいなものです(泣)
その代わり 食品添加物の使用は 世界1です!! (自慢できませんよね)
農薬の使用は世界3位ですが 中国、韓国とのトップ争いです。
横道にそれましたが、食品添加物の怖さは又お伝えするとして
卵巣も、子宮も 栄養豊富なたっぷりの血液が必要となります。
16時間ファスティングをお勧めしないのも 血肉を作る栄養が足りなくなるからです。
日本人女性は欧米人のように お肉を多く摂らないので どうしてもタンパク質不足になってます。
毎日、毎食十分なタンパク質、ビタミン、ミネラル摂取を意識するぐらいがちょうどいいと思います。
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