卵巣機能が低下?卵子が育たなくなったその対策は
長年の不妊治療で年齢が上がるにつれ 採卵できても
変性卵や空胞、又は受精しても分割停止などで
初期胚にすら進めない。移植ができたのがたったの一回だけだった
というパターンの方や これに似た方が結構いらっしゃいます。
刺激の量を調整したり、薬剤を変えてみたり、刺激方法を変えてみたりを繰り返します。
でも、FSHの値も徐々に高くなっていきます。
その値に比例して、見える卵胞の数は少なくなっていきます。
これを繰り返して45歳という年齢を迎え断念する方も少なくはありません。
基本、刺激の仕方や、薬剤の使い方はクリニックの方針に従っているので
先生方は路線を外したやり方はしないのが大手クリニックです。
そんな時、是非皆様にやっていただきたいことがあります。
『まだ卵胞が見えて大きくなってくるんですが、実際成熟しきれないのにはどのような事が関係しているのか?』
この質問を主治医に投げかけてみてください。
トリガーの量を調整したり、ダブルにしたり、そして卵巣機能低下の方には、
採卵前周期のプラノバールの処方が中止になります。か日数を少なくするかです。
そしてFSHの値を下げるべく、カウフマン療法か、E2薬剤か 何も飲まないか
採卵周期には高刺激がなくなり、クロミッドやフェマーラなどの投薬中心の低刺激になったりします。
前出の移植が一回だけだったSさん。これを2ヶ月ほどした結果、今まで全く採卵しても凍結に至らなかったけれど
4年ぶりかで初期胚を凍結できることができました。
次の月は変性胚。次の月は初期胚凍結。
採卵の数も凍結の数も少ないですが、まずは卵胞を成熟させ卵子が育たないと先に進めないので
やっと戻ってきた卵巣機能を鍼とスーパーライザーで更に向上していきます。
ピルは生理を調整できるし、卵胞を育てる働きがあるので
元気な卵巣では問題ありませんが、卵巣機能が低下してる方には
更に低下させるので注意が必要です。
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