好酸球副鼻腔炎・嗅覚障害
難病指定、好酸球性副鼻腔炎(好酸球性慢性副鼻腔炎、ECRS)は、
鼻や副鼻腔の慢性炎症を特徴とする疾患です。
好酸球という白血球の増加し、鼻腔や副鼻腔の粘膜に多発性のポリープを形成し
高度の鼻閉と嗅覚障害示す成人発症の難治性副鼻腔炎です。
【好酸球性副鼻腔炎の主な特徴】
- 症状:
- 鼻づまり
- 臭いがしない(嗅覚障害)
- 粘性の鼻汁(膿が出る場合もある)
- 後鼻漏
- 慢性的な頭痛
- 病因:
- アレルギー反応や免疫系の異常が関与していると考えられています。
- 気管支喘息やアレルギー性鼻炎などを併発しているケースが多いです
- 膠原病との関係性も示唆されています。
【好酸球性副鼻腔炎の影響】
・この疾患は、臭いが消失するため日常生活における
QOL(生活の質)を大きく低下させることがあります。
・顔面や鼻の奥の不快感が続き、患者の心理的なストレスも増大します。
・ひどい場合は頭痛を伴う場合がある
【こんな方におすすめ】
- 鼻の手術は激痛と聞き怖くてしたくない。
- 手術はしたが数年で再発。できれば手術を避けたい。
- ステロイドや薬物療法に頼りたくない。
- 嗅覚を取り戻したい。
シュオン鍼灸では 近赤外線のレーザーを使用し、ダイレクトにアプローチをしていきます。
近赤外線は骨を透過し脳や鼻腔内にダイレクトに光のエネルギーを届け
血流を改善し、皮膚の深部に到達しミトコンドリアのシトクロムCオキシダーゼ
(ミトコンドリアや細菌の細胞膜に存在する酵素複合体)
を活性化しミトコンドリアのATPの生成が増加され細胞の修復と再生が促進されます。
そもそも好酸球副鼻腔炎は免疫系が過剰に反応する為に
アレルギーや炎症を引き起こし鼻ポリープの原因となるため、
近赤外線で迷走神経や星状神経節を刺激し免疫系を適切に調整します。
すると、免疫の暴走を防ぐので炎症や過剰反応を軽減をします。
64歳女性。
過去6年前に好酸球副鼻腔炎の手術を受けたが、3年ほどで再発
嗅覚も完全にしなくなり、ステロイド療法で対処をしてきたが
効果が薄くなり再手術も視野に入れ始めたが鍼灸はどうかと思いご来院。
瘀血、気虚からくる冷え、肺活量が著しく低下、喘鳴も見られる
スーパーライザーを星状神経節、鼻腔と前額、上顎洞、迷走神経などに照射。
鼻の症状と肺経を補う鍼を施す。
気滞があるので、エネルギーの通りを良くするツボにご自宅で貼付いただく。
後は、風邪をひかないよう気をつけていただいたり、
軽い運動や、砂糖や小麦を控え免疫の活発化を避けるなど注意頂き、
週に2~3回通っていただく。
3回目ほどで徐々に匂いを感じることができる。
芳香剤や柔軟剤、コーヒーの匂いが嗅ぎ分けられ感激される。
後鼻漏が少しましになる。
目の奥の不快感や、鼻詰まりも軽減。
1ヶ月を越して、後はご自宅での生活改善とツボ刺激で対処いただくが
スーパーライザーを照射すると嗅覚が明確になるので
週1でご来店される。
近赤外線レーザ照射 20分 5000円
ご家庭でのツボ刺激用 1ヶ月9000円から14000円